恒星間天体は地球外生命の探査機か?異例の軌道が示す衝撃の真相を徹底解説

恒星間天体は地球外生命の探査機か?異例の軌道が示す衝撃の真相を徹底解説

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オウムアムアの衝撃から2年後、今度はアマチュア天文学者ゲンナジー・ボリソフによって2番目の客人が発見された。それが「ボリソフ彗星(2I/Borisov)」だ。オウムアムアとは対照的に、ボリソフ彗星は豊かな尾を引き、一見すると太陽系の典型的な彗星に酷似していた。しかし、その内実はまったく異なっていた。

2026年現在の最新解析技術によって明かされたボリソフの物質組成は、極めて高い濃度の一酸化炭素を含んでいることが判明している。これは、太陽系外縁部の寒冷な環境すら凌駕する極低温の星形成領域で生まれたことを物語る。さらに、太陽系の平面に対して極端な角度で進入し、離脱していく異例の双曲線軌道は、この天体が他の恒星系から弾き出された正真正銘の「外来種」であることを裏付けている。オウムアムアの謎めいた非重力加速度と、ボリソフの異質な化学組成。このふたつのデータは、太陽系外の物質組成や動態が我々の想像を遥かに超えて多様であることを物理的証拠として示してみせた。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。