美容室での悲劇を防ぐためには、サロンでのオーダー方法に明確な基準を持つことが不可欠だ。日本美容師会の講習や技術マニュアルでも強調されるように、ミリ単位の毛量調整と毛束の質感がスタイルの出来栄えを大きく左右する。単に長さを切るだけではなく、自毛の生え癖や毛流を精密に計算した前髪カットが求められる。
特に生え際がつむじの影響を受けやすい人は、乾いた状態でのカット(ドライカット)を取り入れるサロンを選ぶことが成功への近道だ。濡れた状態で切ってしまうと、乾いたときに想定以上に短く跳ね上がってしまうおそれがある。施術前の入念なカウンセリングで、髪の浮きやすさやクセの強さをスタイリストと共有することが欠かせない。