子育ての舞台をロンドンに移した時期、家族の絆はさらに強固なものとなった。異国の地で子供たちを育てる経験は、本木と内田の対話をより密なものへと変えていった。現在、モデルとして世界的ブランドのランウェイを飾る長男のUTAをはじめ、子供たちがそれぞれの道で飛翔する姿は、親としての彼らの育成哲学の結実と言える。
子供たちが自立へと向かう中、夫婦ふたりで過ごす時間は再び増えている。お互いのクリエイティビティを尊重し合い、干渉しすぎず、かといって冷淡ではない。長年培われた絶妙な距離感こそが、現在の円満な関係を支える核心だ。