一連の報道と騒動の波紋は、歌舞伎の劇場内にとどまらず芸能界全体へ急速に波及した。最も直接的な打撃を受けたのが、彼が重要な役柄で出演していた映画『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』である。作品の公開延期、さらには大規模な再撮影とキャストの差し替えを余儀なくされ、億単位の損害と制作陣の過酷な対応が発生した。
CMやテレビ番組の降板はもちろんのこと、過去の出演作の配信見合わせなど、作品に関わった無数のクリエイターや共演者に多大な負担を強いる結果となった。ひとつの不祥事がエンターテインメント産業全体にどれほど及ぶかを示す、極めて重い事例となったのである。