文春報道の直後、SNSやネット掲示板で最も紛糾したのが「なぜ坂本勇人に出場停止処分が下されないのか」という疑問でした。他球団の選手が同様のスキャンダルで活動休止や減俸処分を受けるケースがあったため、処遇の格差に疑問の声が殺到したのです。
読売ジャイアンツ側が公式な厳罰を科さなかった理由として、主に以下の点が挙げられます。
1. 報道時点で当事者間の法的手続き(示談)が完了していた点
球団側は「すでに弁護士を通じて示談が成立しており、民事・刑事上の違法行為には当たらないプライベートな男女間の問題」と整理しました。
2. チームの主軸・興行面における絶対的な存在感
当時チームを牽引する大黒柱であった坂本選手を戦線離脱させることは、戦力面・興行面で計り知れない打撃となるという現実的な計算が働いたとの見方が有力です。
しかし、球団の看板である「紳士たれ」のモットーと現実の対応との乖離に対し、スポンサー企業への抗議や他球団ファンからの痛烈なヤジがスタジアムで相次ぐなど、世間の厳しい視線は長く残り続けることとなりました。