直売所を訪れる目的は、大きく分けて「大切な人へのギフト(贈答用)」と「自宅で心ゆくまで楽しむ自家用(訳あり品・はねだし)」の2つに分かれます。この2つを用途に応じて賢く選び分けることが、満足度を最大化する秘訣です。
贈答用の桃やぶどうは、JAの厳しい共選基準(光センサーによる糖度選別や形状チェック)をクリアした秀品・特秀品が並びます。化粧箱入りで形も揃っており、専用カウンターから全国への地方発送もスムーズに手配可能です。都内の高級フルーツ店と比較すると約3割〜5割ほど手頃な価格で最高ランクの果物を手配できるため、お中元や季節の贈り物として絶大な信頼を得ています。
一方、自家用として爆発的な人気を誇るのが、通称「はねだし」と呼ばれる規格外品です。表面にわずかな擦れや色ムラがある、あるいはサイズが不揃いというだけで味や糖度は秀品と遜色ありません。カゴや大袋、平箱にたっぷり詰められた訳あり桃は、1玉あたり150円〜300円換算という破格の相場で手に入ります。
ただし、はねだし品は熟度が進んでいるものが多く、購入後は速やかに食べるかコンポートなどの加工に回すのが鉄則です。贈答用の硬めの桃と異なり、長期間の保存には向かない点だけは留意しておきましょう。