炭酸抜きコーラは最強の補給食か?刃牙の真相と医学的理由とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
机上の空論ではなく、実際の長距離競技現場においてコーラはすでに「救世主」としての地位を確立しています。フルマラソン30km以降の給水所や、100kmを超えるウルトラマラソン、夜を徹して山岳地帯を走るトレイルランニング(UTMFやUTMBなど)のエイドステーションでは、ボランティアスタッフが事前に炭酸を抜いたコーラをピッチャーに用意している光景が標準化しています。
極限状態のランナーは内臓血流が低下し、甘ったるい補給ジェルの人工的な風味を受け付けなくなる「テイスト疲労(味覚拒絶)」に陥ります。酸味料(リン酸)の効いたコーラ独特のキレのある酸味と爽快感は、拒絶反応を起こした胃袋でも不思議と喉を通るという現場証言が後を絶ちません。
補給アイテム詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価炭酸抜きコーラ(250ml)糖質約27g / 112kcal
カフェイン約25mg消化吸収速度:極めて速い
コスト:約80円コスパと即効性は圧倒的。過酷なレース後半の胃疲労時に唯一無二の推進力を発揮。一般的なスポーツドリンク(250ml)糖質約15g / 60kcal
電解質豊富消化吸収速度:中庸(等張液)
コスト:約75円水分・塩分補給には最適だが、枯渇したグリコーゲンを一気に再充填するには糖質が希薄。市販スポーツエナジージェル(1本40g)糖質約30g / 120kcal
マルチデキストリン主体消化吸収速度:速い
コスト:約250〜350円携帯性と成分設計は最高峰だが、後半の内臓疲労時に喉を通らなくなるランナーが続出。