資金規模こそ全盛期より縮小したものの、国際舞台における中国勢の不気味さは健在だ。AFCチャンピオンズリーグの舞台において、JリーグやKリーグのクラブにとって中国勢は今なお一筋縄ではいかない強敵であり続けている。スーパースターの個に頼るサッカーから、激しいフィジカルコンタクトと組織的なブロック形成を武器とする粘り強い戦い方へとシフトしたためだ。
ホームの過酷な移動環境や熱狂的なスタジアムの雰囲気に加え、要所に配置されたブラジル人アタッカーの一発は健在。油断したアウェイチームを足元からすくう強烈なカウンターは、今大会でも猛威を振るっている。過小評価は禁物だ。徹底した実利主義に変貌した中国勢は、以前にも増して計算しづらい牙を隠し持っている。