足の皮膚に現れる小水疱や激しい痒み。一見すると瓜二つに見えるこの2つの皮膚疾患ですが、根本的な発症メカニズムはまったく異なります。
水虫はカビの一種である白癬菌が皮膚の角質層に寄生・増殖することで起こる感染症です。これに対し、汗疱(汗疱性湿疹)はアレルギー反応や発汗異常、ストレスなどが複合的に関与して起こる非感染性の皮膚炎であり、菌は存在しません。
現場の皮膚科専門医は次のように解説します。「水虫は指の間が白くふやけたり、かかとが硬くひび割れたりする症状を伴うことが多く、片足から始まって両足に広がる傾向があります。一方、汗疱は両足の裏や指の側に左右対称に小さな水ぶくれが群生するのが特徴です。」