受験生がBKCを検討する際、最も頻繁に耳にするのが「立地がやばい」「通学が過酷」というネット上の評判です。草津市野路東の丘陵地に位置する立命館大学びわこ・くさつキャンパスの立地は、琵琶湖を望む緑豊かな環境である反面、都市型キャンパスに慣れた目からは「山の上にある孤島」のように映ることがあります。
アクセスにおける最大の焦点は、JR琵琶湖線の新快速停車駅である南草津駅からキャンパスまでのルートです。大学公式のアクセスガイドでも示されている通り、南草津駅から立命館大学へは近江鉄道バスを利用して約10分〜15分の距離にあります。
現場取材で見えてきた通学の実態は、時間帯による極端なギャップです。午前8時30分から9時10分前後の1限開始前には、南草津駅東口のバス乗り場に通学客の長い列が形成されます。かつてはこの混雑が「BKC名物の地獄絵図」と揶揄されることもありました。しかし現在では、大量輸送を可能にする連節バス「ジョイントライナー」の定期運行や、直行便(シャトルバス)の頻回ピストン運行、交通系ICカードのタッチ決済システムの最適化により、列の進みは大幅に改善されています。
また、京都駅からはJR新快速で南草津駅まで約17分、大阪駅からも新快速で約47分と、滋賀県内にありながら京阪神の主要ターミナルからの鉄道アクセス自体は非常に軽快です。「駅からバスに乗る」という一手間をどう捉えるかが、キャンパス評価の分かれ道となっています。