「うどんと蕎麦どっちが痩せるのか」という問いに対し、時間帯という変数を導入すると、昼食時とは全く異なる答えが導き出されます。特に21時以降の遅い夕食や夜食におすすめなのはどっちかという点においては、生理学的な力関係が逆転します。
夜間の食事において最も警戒すべきリスクは、消化器系への負担による「睡眠の質の低下」と、就寝中の低代謝による体脂肪合成です。この点において、食物繊維が豊富で消化に3〜4時間を要する蕎麦は、夜遅くの摂取にはあまり適していません。未消化のまま就寝すると、自律神経が休まらず睡眠が浅くなり、翌日の成長ホルモン分泌低下や代謝低下を招くリスクがあります。
対して、うどんは消化にかかる時間が約1.5〜2時間と短く、胃腸への滞留時間が圧倒的に短くて済みます。脂質もほぼゼロであるため、遅い時間のエネルギー補給としては極めて安全です。夜間に食べるのであれば、「温かい半玉程度のうどん」に、卵を落とし、胃腸を温める生姜を添えて食べるスタイルが、内臓疲労を防ぎ翌日の代謝を維持するための最も賢明明快な最適解となります。