にじさんじ内で「マスコット組」と総称されるライバーたちは、それぞれが唯一無二のバックボーンと配信スタイルを確立しています。公式プロフィールやこれまでの活動実績から、代表的な存在を整理します。
筆頭に挙げられるのがでびでび・でびるです。異界から現れた悪魔であり、全人類を堕落させる目的を持ちながら、契約者(ファン)からは「でびちゃん」と愛でられる複雑なポジションを築きました。活動初期から続く歯に衣着せぬトーク、酒類に関する該博な知識、そして外部クリエイターとの高度な人狼コラボレーションは、マスコット枠の概念を大きく拡張した立役者といえます。
続いて強烈な印象を残すのが、人語を解する柴犬ライバーである黒井しばです。愛らしい犬のビジュアルとは裏腹に、背後に潜む不穏な物語世界(ストーリーテリング)や、高い演技力を駆使したシリアスな朗読劇・寸劇配信は、インターネットサブカルチャー層へ深い衝撃を与えました。
さらに、町田ちまの頭上に鎮座するハムスター「ゴンザレス」や、ジョー・力一の周辺に現れるピエロ的世界観の眷属たち、各ライバーが個人的に考案したマスコット的意匠(ファンマーク由来のキャラクター群)など、ライバー本人の魅力を引き立てる相棒としてのマスコットも無数に派生しています。こうした重層的なキャラクター体系こそが、にじさんじ独自のエコシステムを強固なものにしています。