近年のアニメ・マンガファンの間では、推しキャラクターの誕生日に向けた「生誕祭」活動がSNSを中心に巨大な経済圏を生み出しています。『ONE PIECE』もその筆頭です。
実態を調査すると、毎年11月11日(ゾロ)や3月2日(サンジ)には、X(旧Twitter)上でトレンド上位を終日独占する現象が定着しています。公式グッズショップ「麦わらストア」各店では、該当月に限定のバースデーブロマイド配布や特設コーナーが展開され、開店前から長蛇の列ができる光景も珍しくありません。
ファンコミュニティでは、自宅でキャラクターの好物(ルフィなら骨付き肉、サンジなら紅茶やパスタ)を調理して祭壇を作り、アクリルスタンドや缶バッジを並べて撮影した写真を投稿するスタイルが定着しています。誕生日という1年に1度のイベントが、作品へのロイヤリティを劇的に高める起爆剤として機能していることが現場の熱気からも確認できます。