便秘の悩みを根本から解消するためには、まず自分の症状がどのタイプに当てはまるのかを正確に把握することが欠かせません。大腸の機能低下による便秘は大きく3つに分類されますが、それぞれ原因も対処法も全く異なります。
まずは以下のチェックリストで、ご自身の状態を確認してみましょう。
【弛緩性便秘の主な症状チェック】
・数日間排便がなくても、あまり強い便意を感じない
・下腹部全体がぽっこりと張り、ガスが溜まりやすい
・便の水分が抜けて硬く太くなり、出すときに苦労する
・排便後もすっきりせず、残便感が残る
・冷え症や運動不足の自覚があり、肌荒れやだるさを感じる
上記の項目に多く当てはまる場合、弛緩性便秘の可能性が高いといえます。これに対して、ストレスや過労が引き金となって自律神経が乱れ、腸が痙攣(けいれん)して便がウサギの糞のようにコロコロになるのが痙攣性便秘です。また、仕事や家事で便意を我慢し続けた結果、直腸のセンサーが鈍くなって便が直前で止まってしまうタイプは直腸性便秘と呼ばれます。
痙攣性便秘に刺激を与えると悪化するように、タイプを誤った対策は逆効果になりかねません。お腹が張って便意が起きない「弛緩性」の特徴を把握することが、改善への第一歩となります。