ネット上の掲示板やSNS、自動車ポータルサイトにおけるオールシーズンタイヤ 評判 口コミを丹念に精査すると、満足度の高い絶賛の声と、期待外れを嘆く落胆の声が明確に二極化している実態が浮かび上がります。
「降雪予報が出た週末、周囲が慌ててガソリンスタンドに大行列を作っているのを横目に、普段通りに安全に出庫できた」「高速道路の冬用タイヤ規制を問題なく通過できて感動した」といった実体験は、オールシーズンタイヤの利便性を証明する代表的な声です。最新モデルの多くは国際基準の「スノーフレークマーク(3PMSF)」を取得しており、高速道路の冬用タイヤ規制下でもチェーン装着なしで通行が認められています。
しかし一方で、オールシーズンタイヤ 雪道 走行性能に関して深刻な誤解を抱えたままトラブルに遭遇するドライバーも存在します。自動車評論家やJAFの各種テストデータが示す通り、新雪やシャーベット状の圧雪路ではスタッドレスタイヤに迫るトラクションを発揮するものの、鏡面のように凍りついた氷上(ミラーバーン・ブラックアイスバーン)における制動距離は、スタッドレスタイヤと比較して約1.4倍〜1.8倍に伸びるという検証結果が出ています。
「坂道発進でツルツル滑って登れなかった」「夜間の交差点でブレーキを踏んだ瞬間、ABSが作動して止まらず肝を冷やした」という生の声の背景には、タイヤのゴム質の違いがあります。スタッドレスタイヤは氷の上の水膜を取り除く特殊な吸水・発泡ゴムを採用していますが、オールシーズンタイヤは真夏の猛暑路面(路面温度50℃以上)にも耐えうる剛性を保たねばならないため、氷上密着性には物理的な限界が存在します。