Q1:墾田永年私財法(743年)をもっとも簡単に覚える語呂合わせは何ですか?
A1:一番覚えやすいのは「馴染み(743)さんの土地になる」です。7(な)4(じ)3(み)のリズムがよく、「土地が私有化されて馴染み深くなる」という法律の趣旨とも一致しているため、記憶から抜け落ちにくい鉄板フレーズです。
Q2:墾田永年私財法によって一般の農民の生活は楽になったのですか?
A2:残念ながら楽にはなりませんでした。開墾に必要な資材や資金を持たない一般農民は自前の土地を持てず、貴族や寺院の荘園で過酷な賃金労働者として使われるケースが大半でした。結果として貧富の格差が一段と拡大することになりました。
Q3:墾田永年私財法で生まれた「初期荘園」と、平安時代の「寄進地系荘園」の違いは何ですか?
A3:初期荘園は、貴族や寺院が自ら資金を出して農民を雇い開墾した「自営型」の荘園で、国に税を納める必要(輸租田)がありました。一方、平安時代中期以降の寄進地系荘園は、地方の開発領主が税逃れのために土地の名義を有力貴族(藤原氏など)へプレゼント(寄進)したもので、不輸・不入の特権を持つ点が大きな違いです。