むかし下津井回船問屋の来館動機として、歴史散策と並び圧倒的な支持を集めているのが、敷地内の蔵を改装したお食事処「カンツェリン」でのランチ体験です。店名はドイツ語で「船の船首」を意味し、港町らしい情緒が漂います。
ここで絶対に外せないのが、下津井沖の激しい潮流にもまれて育った「下津井たこ」をふんだんに使用した郷土料理です。下津井のタコは、潮流に逆らって泳ぐため足が太く短く、身の締まりと弾力が他産地とは一線を画します。さらに、瀬戸内海の良質なカニやエビを主食としているため、噛めば噛むほど濃厚な甘みと旨みが口いっぱいに広がります。
定番の「たこ飯定食」や、新鮮な刺身・タコ天ぷら・酢の物が一度に味わえる「下津井たこづくし膳」は、観光客はもちろん地元・岡山県内からのリピーターで連日賑わいます。特に11:30〜13:30のランチピーク時には満席になることも珍しくないため、昼食を予定している場合は開館直後の見学と組み合わせ、開店直後を狙うのが快適に楽しむ秘訣です。