穂川果音が進学したのは、名門・法政大学の社会学部だった。社会学部での学びは、単に社会の仕組みを座学で追うだけにとどまらない。メディアのあり方、情報の受け手がどのようにメッセージを解釈するのかといった、コミュニケーションの本質に迫るカリキュラムが特徴だ。
彼女は大学時代、講義を通じて「情報を正確に、かつ分かりやすく大衆に届けること」の難しさと重要性を徹底的に学んだという。この時期に養われた客観的な視点とメディアリテラシーこそが、のちに彼女が気象予報士としてブレイクする大きな武器となった。単に天気を予測するだけでなく、「どう伝えれば視聴者の行動を変えられるか」という彼女独自のプレゼンテーションスタイルは、この社会学部での日々がベースになっている。