「過去問を3周したのに落ちた」という悲鳴が、SNS上で散見されるようになった。かつては有効だった「過去問の答えを覚える」という攻略法が、通用しなくなっているのだ。
試験運営側も、過去問の使い回しを減らし、新規作成問題の割合を増やしている。特にセキュリティ分野や法務分野では、最新のサイバー攻撃手法や法改正を反映した事例形式の問題が目立つ。受験者に求められているのは、知識の量ではなく、「この状況下で、IT技術をどう活用して課題を解決するか」という応用力だ。インプットとアウトプットのバランスを間違えれば、どれだけ時間を費やしても合格ラインには届かない。