『ようこそジャパリパークへ』を語る上で欠かせないのが、大石昌良自身による仮歌(セルフカバー)の存在です。声優陣に歌唱指導を行うために制作された大石本人の仮歌音源が一部で公開されると、その凄まじい歌唱力とソウルフルな表現力がSNS上で大反響を呼びました。
2017年にリリースされたセルフカバーアルバム『仮歌』には、大石昌良ボーカルバージョンの『ようこそジャパリパークへ』が正式収録。女性声優陣の可愛らしい歌声とは打って変わり、ファンキーでキレ味鋭いハイトーンボイスが炸裂する圧巻の仕上がりで、アルバムは大ヒットを記録しました。
さらに世間を震撼させたのが、大石が自身の公式YouTubeやSNSで披露したアコースティックギター1本の弾き語り映像です。アコギのボディを叩いてリズムを刻むスラップ奏法やパーカッシブな奏法を駆使し、たった1本のギターでフルバンド並みの音圧とグルーヴを再現しながら完璧なピッチで歌い上げる超絶パフォーマンスは、「ギターが本体」「人間国宝」とネット上で大絶賛されました。現在でもライブ映像が公開されるたびに、その規格外のテクニックが語り草となっています。