ネット上やSNSでは長年、「くちばしの印刷が微妙にズレている箱が当たり」「バーコード下の数字配列が違う」「外装フィルムの圧着線で見分けられる」といった“当たり判別法”の噂が絶えません。
取材班が印刷技術者や製造ラインの構造を徹底調査したところ、現代の製造ラインにおいて外見だけで当たりを判別するのは極めて困難であるという結論に達しました。
森永製菓の製造工場では高度な品質管理が行われており、エンゼルマーク付きのくちばしパーツはランダムかつ厳重なセキュリティ下で製造ラインに組み込まれています。一般に言われる「印刷のズレ」や「色味のわずかな違い」は、当たり外れに関係なく発生する印刷ロットや製版ごとの公差(許容範囲内の誤差)に過ぎません。
かつて昭和の時代には一部の粗い個体差で見分けがついた時代もありましたが、現在の精巧なパッケージ印刷技術において、店頭で箱をサーチして当たりだけを抜き取ることは不可能に近いといえます。純粋に運を味方につけて開封を楽しむのがチョコボールの醍醐味です。