彼女の名を世界に知らしめた金字塔「マリーゴールド」は、切ないノスタルジーと疾走感あふれるサウンドで社会現象を巻き起こした。夏の情景が浮かぶ歌詞と、耳から離れないサビのメロディは、リリースから数年が経過した現在もなおストリーミングチャートの上位を走り続けている。
一方で、バラードとしての真骨頂を見せたのが「裸の心」だ。ドラマの主題歌としても大きな話題を呼び、静けさの中に燃えるような情念を込めたボーカルは、聴く者の胸を強く打った。装飾を削ぎ落としたからこそ際立つ声の存在感。こうした楽曲群の積み重ねが、彼女のアーティストとしての揺るぎない評価を決定づけている。