悪天候への対策と整枝作業は、受粉成功率を底上げする必須技術です。開花当日に雨が降ると花粉が水分を含んで破裂し、受精能力を完全に失います。そこで不可欠となるのがかぼちゃ人工受粉雨の日の対策です。
雨が予想される場合、開花前日の夕方に翌朝咲きそうな雌花と雄花へ小さなビニール袋やアルミホイルでキャップを被せ、雨水の侵入を物理的に遮断します。翌朝、雨除けを外して手早く受粉を行い、受粉後も雨水が直接花に当たらないよう数時間は袋を軽く掛け直すことで、雨天時でも晴天時と変わらぬ結実率を維持できます。
また、かぼちゃ摘心仕立て方を徹底することも極めて重要です。親づるの本葉が5〜6枚展開した段階で親づるの成長点を摘心し、勢いの良い子づるを2〜3本伸ばす「子づる仕立て」を行います。着果させる位置は、子づるの8〜10節目以降に咲く雌花(2番花以降)を選びます。株元に近すぎる初期の雌花に着果させると、株全体の成長が止まり実も大きく育ちません。
開花後のかぼちゃ収穫時期見極め方としては、開花からの積算日数(日本かぼちゃで約35〜40日、西洋かぼちゃで約45〜50日)を目安とし、果柄(ヘタの部分)が縦にひび割れてコルク状に白く硬化しているかを確認して収穫を迎えます。