日本一のところてんの正体とは?名水と天草が生む極上の味と評判を徹底解明

日本一のところてんの正体とは?名水と天草が生む極上の味と評判を徹底解明

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新潟県上越市大島区の鬱蒼とした緑に囲まれた山あいに、その名の通り「日本一うまいところてん」と掲げる茶屋があります。最寄りの駅から車を走らせても決して交通の便が良いとは言えないこの地に、シーズン中は連日長蛇の列が生まれます。訪れる人々を魅了してやまない最大の要因は、店のすぐ脇から滾々と湧き出る弘法清水の湧水にあります。

雪国ならではの豪雪がブナ林を通じて何十年もの歳月をかけて自然濾過されたこの水は、極めて不純物が少なく、硬度が低い軟水です。ところてんは成分の約98%以上が水分で構成されているため、使用する水の質がダイレクトに喉越しと雑味のなさを決定づけます。現地で提供される突き立ての一皿は、ガラスのように澄み渡り、口に含むと清涼な冷たさと共にほのかな海の香りが鼻腔をくすぐります。

素材にも一切の妥協がありません。伊豆諸島をはじめとする上質な天然天草一番摘みを贅沢にブレンドし、昔ながらの製法でじっくりと煮出して抽出。凝固剤や保存料に頼らない自然なゲル化によって、箸で持ち上げても千切れず、噛めば心地よい弾力とプツンと切れる歯切れの良さを両立しています。薬味の青のりや和からし、特製のタレと絡み合うことで、単なる軽食を超えた完成された日本料理の一品として昇華されています。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。