那覇市内のホテルやケータリング事業者の受注状況を調査すると、万寿米の開催スタイルは大きく「自宅・公民館でのオードブル形式」と「ホテル・結婚式場での宴会プラン」の2つに二極化しています。
かつては自宅に親族がひしめき合い、女性陣が総出で重箱料理(ウサンミ)や中身汁、クーブイリチー(昆布の炒め煮)を仕込むのが通例でした。しかし、準備の負担が特定の家族に偏ることを防ぐため、現在では地元スーパーや仕出し専門店の特製オードブルを注文して自宅でリラックスして過ごすスタイルが主流です。一方で、親族が30〜50名を超える大家族の場合、最初からプロに設営・進行・バリアフリー対応を任せられるホテル宴会が選ばれる傾向が顕著になっています。
招待時に重宝する「案内状の文例」
万寿米を開催する場合、日程の1〜2ヶ月前には親族へ案内状を送付するのがマナーです。LINEなどのSNSで連絡を取り合う場合でも、年配の親族には礼を尽くした文面を届けることが円満な親族関係を保つ鍵となります。
【万寿米 案内状の標準文例】 拝啓
皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて このたび 父 〇〇儀 健やかに数え年八十歳の「万寿米」を迎える運びとなりました。
これも偏に 皆様の温かいご厚情の賜物と心より深く感謝申し上げます。
つきましては 日頃の感謝を込め 下記の通りささやかな祝宴を催したく存じます。
ご多忙の折 誠に恐縮ではございますが 何卒ご臨席賜りますようお願い申し上げます。
敬具
記
一、日時:2026年〇月〇日(〇)午前〇時開宴(受付〇時〜)
一、場所:〇〇ホテル 〇〇の間(または 自宅住所)
一、電話番号:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
誠にお手数ではございますが 〇月〇日までに同封の返信用ハガキ(または連絡先)へご出欠をお知らせいただけますと幸甚に存じます。