手書き漢字検索を日常の武器として使いこなすためには、デバイスごとの最適なアプローチを把握しておく必要があります。とりわけGoogle手書き入力の使い方をマスターしておけば、あらゆる検索シーンで即戦力となります。
スマートフォン(iOS / Android共通)でGoogleの手書き機能を利用する場合、キーボードアプリ「Gboard」の設定から「言語 > 日本語 > 手書き」を追加するだけで環境が整います。ブラウザやメモ帳を開いた状態からキーボードの地球儀アイコンを長押しし、「手書き」を選択するだけで、キーボード領域全体が手書きキャンバスへと切り替わります。文字をなぞった瞬間にテキスト化されるため、そのままGoogle検索にかけることが可能です。
一方、オフィスワークなどで重宝するのがPCブラウザ対応手書き漢字辞書です。マウス操作やノートパソコンのトラックパッド操作では線がブレやすく、「うまく書けないのでは」と懸念されがちですが、現代のエンジンは線の滑らかさではなく「ストロークの交差点や方向のベクトル」を解析しています。マウスをカチカチと動かして描いたカクカクの文字であっても問題なく認識されます。
もし手書きのみで目的の字が候補に出てこない場合は、部首と画数による検索方法との併用が威力を発揮します。多くの手書きサイトには画数フィルターが併設されており、「偏は手書きで特定し、総画数を指定する」という二重の絞り込みを行うことで、10万字規模のJIS第4水準や希少な異体字であっても確実に特定できます。