大さじ1は何グラム?調味料別の換算早見表と計量スプーン代用裏ワザ

大さじ1は何グラム?調味料別の換算早見表と計量スプーン代用裏ワザ

大さじ1は何グラム?調味料別の換算早見表と計量スプーン代用裏ワザについて見逃せない 事実を分かりやすく解説いたします。

料理サイトやSNS上で広く流通している情報の中には、調理科学の視点から見ると重大なミスにつながる俗説が混ざり合っています。

第1の誤解は、「料理酒と本みりんは同じ比重である」という思い込みです。煮物のレシピで「酒とみりんを各大さじ1」と書かれている際、スケール計量で両方15gずつ入れてしまう方が散見されます。しかし、料理酒はアルコールと微量の塩分を含むため水とほぼ同等の約15gですが、本みりんは40%以上の糖分を含有しているため比重が重く、約18gになります。3gの差ですが、複数杯使う煮物では糖分過多や照りの不足を招く要因となります。

第2の誤解は、「液体ならすべて大さじ15gである」という盲信です。前述した通り、油類(サラダ油・ごま油・オリーブ油)は大さじ1杯で約12gしかありません。ドレッシングやマヨネーズを手作りする際、油を15g計量してしまうと油分過多となり、乳化が崩れて分離する主因となります。

第3の誤解は、「バター大さじ1は適当に角切りしても大差ない」という認識です。固形バターを計量スプーンに押し込むのは衛生面でも形状面でも困難です。市販の雪印メグミルクやよつ葉乳業などの一般的な200gバターは、「1辺約1.5cmの角切り=約3g」「5mm幅のスライス=約5g」という目安があります。したがって、バター大さじ1何グラムかと言えば12gであるため、約1.2cm幅のスライス(あるいは1.5cm角を4個)を切り出すのが最も手早く正確です。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。