駒場高校のアイデンティティを語る上で絶対に外せないのが、突出した部活動の実績です。運動部・文化部を問わず、多くの部が都大会上位や全国大会進出を目標に掲げ、極めて高密度な活動を展開しています。
代表格の一つが都立駒場高校 サッカー部です。私立強豪校が莫大な強化費と特待生制度で台頭する東京都の高校サッカー界において、公立高校でありながら全国高校サッカー選手権大会の東京都予選で決勝進出や優勝争いを演じてきた歴史を持ちます。人工芝グラウンドを備えた練習環境、OB会による手厚いバックアップ、そして何よりも戦術的インテリジェンスを重視するプレースタイルは、都内のサッカー少年たちの憧れの的です。
一方、文化部を象徴するのが都立駒場高校 オーケストラ部です。部員数100名を超える大編成を誇り、全日本ブラスシンフォニーコンクールや全国高等学校選抜オーケストラフェスタなどの舞台で常に高い評価を獲得しています。クラシックの大曲を高校生とは思えない精緻なアンサンブルで演奏する定期演奏会は、地域住民や中学生からも毎年満席の支持を集めています。
体育館では体操部や陸上部、バスケットボール部、バレーボール部、プールでは水泳部がしのぎを削り、校内のいたるところから情熱的な掛け声と楽器の音色が響き渡ります。この「妥協なき熱量」こそが、受験生を惹きつけてやまない現場のリアルです。