実家の英語はParents' Houseだけじゃない?ネイティブの使い分けを徹底解説

実家の英語はParents' Houseだけじゃない?ネイティブの使い分けを徹底解説

実家の英語はParents' Houseだけじゃない?ネイティブの使い分けを徹底解説についての疑問解決ガイドをご紹介します。

学校英語で真っ先に教わるparents' houseは、文字通り「両親が所有、または居住している物理的な家屋」を指す表現です。論理的で客観的な事実を伝える際には問題ありませんが、感情的な愛着やノスタルジーを表現するには少々ドライすぎる側面があります。例えば、親が定年後に新築マンションや別の地方へ移住した場合、そこはあなたにとって育った場所ではないものの、紛れもなく「parents' house」です。

これに対して、childhood homeの使い方には明確な情緒と時間軸が存在します。これは「幼少期や青春時代を過ごした思い出の詰まった家」を指す言葉であり、現在の所有者が誰であるかは問いません。両親が既にその家を売却し、現在は見知らぬ他人が住んでいたとしても、あなたにとっては生涯変わりなく「childhood home」と呼ばれます。海外のドキュメンタリーや回顧録などで「I visited my childhood home.(かつて育った懐かしい家を訪ねた)」と語られる際、胸に去来する切なさや懐古の情を如実に伝えるのがこのフレーズです。

さらに見逃せないのが、family homeと実家の違いです。イギリス英語圏を中心に頻繁に用いられる「family home」は、単身者向けのアパートメントなどと対比して「子どもを育てるための庭付き一軒家」や「家族代々が集まる本拠地」といった空間的なゆとりを暗示します。不動産広告でも「spacious family home(広々としたファミリー向け住宅)」というフレーズが定着している通り、建物の機能や家族の象徴としてのニュアンスが色濃く反映されます。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。