お笑い界屈指のステータスを誇るダウンタウン・浜田雅功の学歴と経歴を語る上で欠かせないのが、三重県津市(旧白山町)に位置した日生学園第二高等学校(現:青山高等学校)での生活です。
大阪府大阪市で育った浜田雅功は、中学時代はかなりの悪ガキとして地元でも知られた存在でした。授業をサボる、教員に反発するなど素行不良が目立っており、このままでは高校進学すら危ういという状況に陥ります。そこで、息子を立ち直らせたいと切望した両親が選んだ進路が、当時「どんな非行少年でも更生させる」と全国で評判を集めていた日生学園でした。
当時の日生学園グループは、偏差値による学力選抜よりも生活態度や人格の根本的な叩き直しを最優先に掲げていました。厳しい全寮制生活を通じて規律を叩き込む教育方針は、昭和後期の時代背景とも合致し、親や教育関係者の間では「最後の駆け込み寺」として知られていたのです。浜田少年はこうして、外界と完全に遮断された過酷な環境へと足を踏み入れることになりました。