ゴルフにおけるダブルペリア方式とは、参加者全員が公式のオフィシャルハンディキャップを保持していなくても、当日のラウンド結果だけで即座に公平なハンディを算出できる特設集計システムを指します。ゴルフ場の掲示板やコンペの案内状では「新ペリア方式」と記載されるケースが多々ありますが、これは日本のゴルフ文化が生んだ呼称の違いであり、ダブルペリアと新ペリアは同一のルールを指しています。
そもそもゴルフ競技の成績表には、純粋にショットした実打数合計であるグロススコアと、そこからハンディキャップを差し引いたネットスコアの2種類が存在します。実力差が数十打におよぶゴルファー同士が一つの大会で競い合う際、グロスだけで争えば上級者が独占することは明白です。そこで、ネットスコアによる順位争いを可能にするために考案されたのがこの仕組みでした。
1970年代から普及していた従来の「ペリア方式」が6つの隠しホール(18ホール中3分の1)だけで計算していたのに対し、ダブルペリアは文字通りその倍となる12の隠しホール(18ホール中3分の2)を採用しています。対象ホールが全体の3分の2に増えたことで、偶発的な大波スコアによる極端な不公平が薄まり、適度な運の要素と実力のバランスが絶妙に機能するフォーマットとして全国のゴルフ場へ定着していきました。