扉温泉 明神館における滞在の満足度を左右する大きな分岐点が、夕食のジャンル選択です。同宿では、予約時に原則として以下の2つのコースから選択するシステムを採っています。
1つ目は、宿の代名詞でもある「ナチュレフレンチ菜(CAINA)」。自家直営農園「扉農園」で育てられた一切農薬を使わない朝採れ高原野菜をベースに、信州サーモンや信州プレミアム牛肉などの地場肉を素材の旨味そのままに調理するマクロビオティックのエッセンスを宿したフレンチです。バターや生クリームを極力抑え、野菜本来の輪郭と出汁の澄んだ旨味で構成される料理群は、「翌朝の胃もたれが一切ない」「野菜の力強い甘さに驚愕した」と宿泊記ブログでも大半が絶賛しています。
2つ目は、伝統的な会席を現代的に再構築した和風ダイニング「TOBIRA」での現代和食。こちらは四季折々の信州の山菜、川魚、キノコ、伝統野菜を懐石の手法で繊細に仕立てたコースです。日本酒のペアリングが秀逸で、地酒「大信州」や「真澄」など長野が誇る銘酒との相性が計算し尽くされています。
旅のスタイルに応じた判断基準としては、特別なリゾートオーベルジュとしての革新性を味わいたいなら「ナチュレフレンチ菜」、温泉旅館ならではの箸でいただく風情と地酒のマリアージュをじっくり楽しみたいなら「現代和食TOBIRA」を選ぶのが鉄則です。