稚内港を拠点とする航路は、利尻島の鴛泊(おしどまり)港、および礼文島の香深(かふか)港を結ぶ路線が基軸です。また、利尻島と礼文島の間を移動する島間航路(鴛泊・沓形〜香深)も運航されており、2島を巡る周遊ルートの要となっています。
運航スケジュールにおいて最も注意すべきなのは、季節による便数の変動です。5月から9月にかけてのハイシーズンには1日往復便数が大幅に増便される一方、波が高く観光客が落ち着く冬期(11月〜翌4月)は便数が絞られます。ハートランドフェリーの稚内発着時刻表は公式サイトで定期的に更新されるため、旅行計画を立てる段階で該当月のダイヤを必ず確認しておく必要があります。
特に春から秋にかけては、朝一番の便で稚内を出港し、夕方の最終便で戻るパターンを利用すれば日帰り観光も可能です。ただし、礼文島・香深港発や利尻島・鴛泊港発の最終便は本土への復路客で集中するため、乗り遅れがないようスケジュールには十分な余白を確保しておきましょう。