オンライン手続きの入力フォームで「エラーで先へ進めない」と苛立つ最大の要因は、人間の目とコンピュータの認識ズレにあります。人間から見れば「1」も「1」も同じ数字ですが、プログラムにとっては完全に別の文字コードが割り振られた別物として処理されます。
多くのWebサービスにおいてフォーム入力エラー理由の上位に挙がるのが、電話番号や郵便番号の欄に全角数字が混入してしまうケースです。データベース側で「半角数字のみ受け付ける」と厳格にプログラムされている場合、全角数字は「数値」ではなく「全角記号・文字列」とみなされ、自動的に弾かれます。
さらに深刻なトラブルを引き起こすのが、ログイン時のパスワードエラー全角半角の混同です。パスワード入力欄はセキュリティ上、打ち込んだ文字が伏字(●や*)で表示されます。そのため、知らぬ間に全角モードで英数字を打ち込んでいても気付けず、何度試してもログイン失敗となってアカウントがロックされる事態に陥ります。IDやパスワードを入力する際は、必ず入力モードが半角英数になっていることを確認する習慣が欠かせません。