2007年の旧店舗閉店、そして2008年の現在地(豊島区南池袋)での再オープンを経て、2015年に逝去した創業者・山岸一雄氏。かつて厨房で弟子たちを温かく見守り「いらっしゃい!」と声をかけていた神様の姿がなくなってからも、本店は直系弟子である飯野敏彦店主を中心とした体制で運営されています。
厨房の奥に掲げられた山岸氏の書「心の味」の通り、接客の温かさや気前の良さは健在です。現在のスープは、豚骨・鶏ガラをベースに煮干しや鯖節などの魚介系、香味野菜をじっくり煮出し、仕上げに砂糖の甘み、酢の酸味、一味唐辛子の辛みをバランスよく調合した伝統のスタイル。昨今流行している「濃厚魚介豚骨・ドロドロ系つけ麺」とは一線を画す、サラリとした口当たりの清湯〜微白湯スープが、今もなお多くの常連客の胃袋を掴んでいます。