この離婚発表において、世間を最も驚かせたのが「息子の親権を有村昆が持つ」という事実でした。厚生労働省の人口動態統計などの公的データを見ても、日本の協議離婚における母親の親権獲得率は約85〜90%に達します。特に子どもが幼少期である場合、母親が親権を持つことが圧倒的多数派です。
2018年1月にロシアでの代理母出産を経て誕生した長男は、離婚当時まだ3歳でした。壮絶な不妊治療の末に授かった最愛の我が子を手放す決断に対し、ネット上では「なぜ母親が親権を放棄したのか」「母親側に重大な過失があったのではないか」といった心ない邪推が渦巻きました。しかし、関係各所への取材と事実関係を客観的に精査すると、そこには極めて現実的な養育環境の差が存在していました。
有村昆の実父は外資系有名ホテルの元副社長・観光業界の重鎮であり、実家は経済的に極めて恵まれていました。日頃から祖父母が孫の養育に深く関わっており、子どもが慣れ親しんだ住環境や教育環境を変えずに済むという大きなアドバンテージがあったのです。