防災気象情報で発令される「警戒レベル」の運用について、いま一度確認しておく必要があります。レベル4の「避難指示」が出た時点で、対象地域の全員が危険な場所から退避を完了していなければなりません。レベル5の「緊急安全確保」は、すでに安全な避難が困難な状況で出される最終段階の通知です。
外がすでに浸水していたり、猛烈な暴風が吹いている状況で避難所へ移動することは、かえって命の危険を高めます。そのような場合は無理に外出せず、自宅の2階以上や斜面と反対側の部屋へ移動する「垂直避難」を選択することが現実的な生存戦略となります。土砂災害警戒区域や氾濫想定区域に居住している場合は、レベル3の段階で広域避難を始める思い切りの良さが必要です。