2000年代後半から2010年代にかけて過熱した「アイドル戦国時代」。その渦中で、彼女が所属していた「アイドリング!!!」は異色の光を放っていた。番組内での容赦ない振りや突発的なトーク展開に対し、彼女が見せた即応力と飾らない関西弁のキャラクターは、従来のアイドル像を心地よく裏切るものだった。
ビジュアルの圧倒的な美しさと、親しみやすいトーク力。この二律背反する要素を軽やかに同居させたことが、彼女の最初のブレイクポイントだったと言える。過飾を排した自然体のコミュニケーション能力は、共演者やスタッフからも高く評価され、バラエティ番組に欠かせない存在へと駆け上がっていった。