爪にできた黒い線やほくろの正体は?危険なメラノーマとの見分け方

爪にできた黒い線やほくろの正体は?危険なメラノーマとの見分け方

爪にできた黒い線やほくろの正体は?危険なメラノーマとの見分け方について見逃せない 事実を分かりやすく解説いたします。

「どのタイミングで病院へ行くべきか」と迷った際は、以下の受診目安を参考にしてください。

  • 黒い線が幅3ミリ以上ある、または徐々に太くなっている
  • 線の色が黒、濃茶、薄茶など不揃いでグラデーション状になっている
  • 爪が脆くなって縦に割れたり、表面がボコボコと隆起したりしている
  • 爪だけでなく、生え際の皮膚まで黒いシミが広がっている
  • ぶつけた記憶がないのに斑点が現れ、数か月経っても先端へ移動しない

皮膚科では、「ダーモスコピー」と呼ばれる特殊な偏光拡大鏡を使った検査を実施します。爪や皮膚の表面に光を当てて反射を抑え、表皮から真皮浅層の色素沈着パターンを痛みを伴わずに詳細に観察できます。検査時間はわずか数分で、良性のほくろ特有の規則的な平行パターンか、悪性を疑う不規則なパターンかを高精度に識別することが可能です。ダーモスコピーで悪性が疑われた場合にのみ、爪の一部を採取する生検(病理組織検査)へと進みます。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。