彼女の代表曲『トリセツ』のヒット当時、世間では「まるで自分の取扱説明書みたい」「乙女心を完璧に代弁してくれた」と大きな話題を呼んだ。一方で、「実際の本人もあそこまで乙女で少しワガママな性格なのだろうか」という疑問を抱く人も少なくない。
ソニー・ミュージックレーベルズの制作現場に近い関係者は、その裏側をこう明かす。「あの楽曲は彼女独自の企画力と、膨大なリサーチの賜物です。彼女自身は決して甘え上手でワガママなタイプではなく、どちらかと言えば非常にサバサバしていて思いやりの強い性格ですよ。周囲の友人や同世代の女性たちから丁寧にヒアリングを重ね、それを一つのエンターテインメント作品に落とし込む客観性を持っています」。
自分自身を誇張するのではなく、同世代の生の声をすくい取る器量があるからこそ、あの等身大のメッセージが多くの人々の心に届いたのだ。