耳たぶに明らかなフランク徴候を見つけた場合、受診すべき診療科は耳鼻科や皮膚科ではなく「循環器内科」です。
「耳のシワだけで病院に行ってもいいのだろうか」と躊躇する必要はありません。問診の際に「耳たぶに深いシワがあり、動脈硬化や心臓病のリスクが心配で受診した」と伝えれば、医師は血管系のリスクを評価するための適切な検査を提案してくれます。
循環器内科で実施される主な検査内容は以下の通りです。
・安静時心電図・負荷心電図:心筋の虚血や不整脈の有無を把握する
・心エコー検査(超音波):心臓の動きや弁の異常、壁の厚さを画像で評価する
・頸動脈エコー・ABI検査:首の血管のプラークや、手足の血圧差から動脈の硬さと詰まり具合を測定する
・冠動脈CT検査:心臓を取り巻く血管の狭窄や石灰化を精密にチェックする
これらの検査を受けることで、心筋梗塞や脳卒中といった重大な発作が起きる前に、危険な動脈硬化を早期発見して治療につなげることが可能です。