粉瘤は手のひらや足の裏を除く全身あらゆる部位に生じますが、特に粉瘤ができやすい場所として「背中」「耳たぶ(耳垂)」「首筋」「顔面」「お尻」が代表的です。これらの部位は皮脂腺が多く存在し、日常的に衣服の摩擦や寝具の圧迫、マスクの紐やピアスによる刺激を受けやすい共通点を持っています。
初期段階では赤ニキビや白ニキビと酷似しているため見分けが困難ですが、両者には明確な識別ポイントがあります。
【ニキビと粉瘤の見分け方】
・中央の開口部(黒点):粉瘤の中央には「面皰(ヘソ)」と呼ばれる微小な黒い毛穴の開きが見られることが多い。
・硬さとサイズ:ニキビは通常数ミリ程度で治まりますが、粉瘤は皮膚の奥にコリコリとした弾力のあるしこりがあり、数センチ単位まで徐々に巨大化する。
・特有の臭い:粉瘤を圧迫した際に出るドロドロとした老廃物は、古い角質が酸化・発酵したチーズのような強い悪臭を放つ。