愛犬の血液検査で異常値?項目の見方と費用相場・獣医が明かす真実

愛犬の血液検査で異常値?項目の見方と費用相場・獣医が明かす真実

愛犬の血液検査で異常値?項目の見方と費用相場・獣医が明かす真実について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。

犬の1年は人間の約4〜5年に相当します。人間が数年間健康診断を受けないことの危険性を考えれば、年齢ステージに応じた受診スケジュールの策定がいかに不可欠かが分かります。

【年齢別・受診頻度の目安】

  • パピー〜成犬期(1歳〜6歳):年1回
    健康時の基準値(その子固有のベースライン)を記録しておくことが主目的です。若齢期にベースラインを把握しておくことで、将来数値が微増した際に「個体差」なのか「病的な上昇」なのかを正確に判別できます。
  • シニア〜ハイシニア期(7歳以上):年2回(6ヶ月に1回)
    7歳を過ぎると慢性腎臓病、心臓病、内分泌疾患、悪性腫瘍の発生リスクが急激に跳ね上がります。半年ごとの検査により、不可逆的な組織障害が起きる手前で医療介入を行うことが可能になります。

シニア犬 血液検査 おすすめ項目としては、通常の生化学項目に加え、早期腎臓病を発見する「SDMA」、甲状腺機能低下症を捉える「甲状腺ホルモン(T4)」、心疾患の負荷を測る「NT-proBNP」の追加が強く推奨されます。

【犬 血液検査 当日 注意点】

  • 絶食管理:指示された時間(通常は前夜からの半日程度)を守り、おやつやトッピングも一切与えないこと。
  • 飲水管理:脱水を防ぐため、水は採血の直前まで自由に飲ませて構いません(過度な絶水は血液の濃縮を引き起こし数値を狂わせます)。
  • 投薬の確認:持病の常用薬がある場合、当日の朝に投与すべきかどうか事前に主治医へ確認を取ってください。
山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。