流通現場の空気感も一変した。ウエルシアホールディングスやマツキヨココカラ&カンパニーといった大手ドラッグストアチェーンの店頭では、ヘアケアコーナーのレイアウトが明確にプレミアム化へとシフトしている。従来の「大容量・低価格」を全面に出す陳列から、成分表記や具体的な補修効果を分かりやすく解説した体験型ディスプレイへと様変わりした。
売場担当者によると、来店客はスマートフォンの画面で成分表やレビューを確認しながら慎重に商品を吟味しているという。ウエルシアやマツキヨのバイヤーも、SNSで話題の成分をいち早く取り入れた新鋭ブランドを重点的に配架するなど、売り場全体が専門店の風格を帯び始めている。