結論から言えば、家電製品本体から伸びているアース線(接地線)自体の長さを足す作業そのものは、適切な部材と工具を用いれば一般ユーザーがDIYで行うこと自体は禁じられていない。だが「線同士を指でねじってテープを巻くだけ」といった横着は厳禁だ。芯線の酸化や接触不良を招き、万一の漏電時に電流を地中へ逃がせなくなる。
水回りや湿気の多い環境では、万が一の絶縁破壊時に人体がアースの代わりになってしまう。日本産業規格(JIS)に準拠した銅線ケーブル(IV線など断面積1.6mm²または2.0mm²相当)を選び、漏電遮断器(ELCB)が正常に作動する確実な導通ルートを確保することが絶対条件となる。