夜の帳が降りる頃、西成の路地には英語や中国語、韓国語が飛び交う。飲食業界全体が人手不足と原材料高騰に揺れる中、飛田新地もまた大きな歴史の転換点に立たされている。
外国人観光客の急激な流入は、組合に新たな課題を突きつけた。言葉の通じない旅行者による無断撮影トラブル、マナー違反、料金を巡る行き違い。かつての暗黙の了解が通用しない相手に対し、組合は多言語での注意喚起看板を設置するなど対応に追われている。
街の古老は言う。「ここは普通の観光地配慮が通用する場所やない。ルールを守れん奴が増えたら、街そのものが潰れてまう」。
赤線廃止から半世紀以上。日本最後の色街と呼ばれた場所は、風営法の境界線上で「料亭街」の看板を守り、夜24時の消灯を頑なに守ることで、その命脈を保っている。時代の激流に揉まれながら、朱色の提灯は今夜も、定められた数時間だけ西成の夜を照らし出している。 (出典: 飛田 新地 営業 時間(Yahoo!ニュース))
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