日本皮膚科学会が策定している治療ガイドラインでは、尋常性痤瘡治療において単に毛穴の詰まりや炎症を抑えるだけでなく、肌全体のバリア機能を維持・改善することの重要性が強調されています。自己判断による誤った重ね塗りは、皮脂の過剰分泌や炎症の長期化を招く大きな要因です。
診察を行う皮膚科専門医のもとへ通院している場合でも、自宅での毎日のスキンケア手順が乱れていては満足いく結果が得られません。外用薬の性能を遺憾なく発揮させるためには、処方された医薬品と日常使いのケア用品の役割を明確に切り分け、学会基準に沿った論理的なアプローチを継続することが不可欠です。