ラーメン二郎仙川店にまつわる「事件」として最も広く知られているのが、深夜に店舗へ侵入しようとした強盗を店主が撃退したというエピソードです。ネット掲示板やSNSでは「包丁を持った暴漢を素手で制圧した」「警察が駆けつけた時には犯人が動けなくなっていた」といった劇的なディテールとともに語られるケースが後を絶ちません。
この噂のラーメン二郎仙川店の真相を丹念に追跡すると、完全に根も葉もないデマというわけではなく、過去に深夜の仕込み時間帯に発生した不審者の侵入未遂トラブルが発端になっていることが分かります。仕込み作業中だった店主が不審な物音に気づき、毅然とした態度で威嚇・対処して追い払ったという出来事が、常連客やジロリアンの間で口伝されるうちに脚色され、現在の「強盗返り討ち伝説」へと発展していったと見るのが自然です。
重大な凶悪事件として大々的にニュース報道された記録はありませんが、店主の並外れた気迫と体躯を知るファンからすれば「仙川の店主なら本当に強盗を圧倒してしまいそうだ」という強い納得感がありました。このファンの畏敬の念こそが、ラーメン二郎仙川の過去の事件をレジェンドとして定着させた最大の要因です。