現場取材を進めると、時代の変化を追い風にする者と、波に飲まれて足踏みを続ける者との間に明瞭な壁が存在することがわかる。その差は才能や学歴ではない。「当事者意識の持ち方」と「情報のアップデート速度」だ。
停滞する人物の多くは、与えられたタスクを忠実にこなすことだけに固執する。指示を待つ。会社が用意した研修をこなすだけで満足する。一方で、着実に評価と成果を伸ばす人間は、市場価値を常に意識している。主体的なキャリア開発に余念がなく、社外のトレンドや技術を即座に自分の実務へと取り込んでいく。受け身の姿勢から脱却できるか否か。それが運命を分ける。