なぜムードボードで企画が通る?プロ直伝「世界観の言語化」徹底解説

なぜムードボードで企画が通る?プロ直伝「世界観の言語化」徹底解説

なぜムードボードで企画が通る?プロ直伝「世界観の言語化」徹底解説について知っておくべき 理由を厳選して解説いたします。

ムードボード作成でありがちな失敗は、ネットサーフィンに何時間も費やした挙句、雑多なスクラップブックを作ってしまうことだ。これを防ぐには、厳密な手順を踏む必要がある。

第1ステップは「コア感情の定義」だ。プロジェクトがユーザーに与えたい感情を3つの単語で書き出す。「洗練・静寂・温もり」など、ブレない軸を決める。第2ステップは「広範囲の素材収集」。写真だけでなく、タイポグラフィ、建築のテクスチャ、映画のワンシーン、さらには自然界の配色まで視野を広げる。

第3ステップは「非情な間引き」だ。ここが最も重要で、集めた画像の7割は捨てる覚悟が必要になる。残すのは7〜9枚程度。雑音が消え、純度の高いメッセージだけが浮かび上がる。そして最後の第4ステップは「注釈とストーリーの構築」だ。なぜこの画像を選んだのか、全体の調和の中でどう機能するのかを一言添える。この4工程を経るだけで、説得力は劇的に跳ね上がる。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。